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泉美木蘭
2020.7.11 08:31

山中伸弥教授「今からでも日本で死者10万人以上」

山中伸弥教授が、何も対策をしなければ日本で10万人が
亡くなると発言したそうで、驚いてしまった。

コロナ、山中氏「対策なければ日本で死者10万人以上」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61415890Q0A710C2000000/

西浦博教授とのオンライン対談の中での発言だということで、
早朝からその動画を見たが、お互いの「数理モデル」や、
「ファクターX」を持ち上げ合うという、
いかにも“学界の人たち”的な内容で、

山中教授は、西浦教授の「何も対策しなければ42万人死亡」
持ち上げてから、こう言っていた。

「アメリカの状況を見るとまったくその通りで、
アメリカはあれだけのロックダウン対策をして、
日本なんか比べものにならないぐらいの対策をやって、
300万人近くが感染して、13万人が亡くなっている。
イギリスも5万人近くが亡くなっている。
本当に対策をとらなければ、日本でも何十万人が
亡くなってしまう、それはもう間違いないこと」

「日本では感染がそこまで広がらなかったので、
いまからでも10万人以上の方々が亡くなる。
それくらいのウイルスがまだその辺りにいっぱいいる、
この事実は絶対に忘れてはいけないことだ」

ファクターXについて言及していたのに、
結局、日本も欧米と同じようになると思っていて、

「感染が広がらなかった」

↓↓↓

「流行してなかった!」

↓↓↓

「今から流行して欧米になる!」

という理屈に着地したようだ。

山中教授、どこまで暴走していくのだろう。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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